2026年版 AI議事録ツールおすすめ10選【比較・選び方ガイド】

本記事では、2026年時点で利用できる主要なAI議事録ツールを数週間かけて実際に検証しました。

10種類の代表的なツールについて、機能、料金、強み、注意点を整理しているので、自分のワークフローに合ったツールを選ぶ参考にしてください。

AI議事録ツール選びで見るべきポイント

個別のツールを紹介する前に、AI議事録ソフトを評価する際に本当に重要な観点を整理しておきます。

ボット参加型 vs ボットレス録音: 一部のツールは、目に見える参加者としてボットを会議に参加させます。社内の定例会議であれば問題ありませんが、クライアントとの商談、投資家へのピッチ、機微なHR面談などでは違和感や不信感につながる可能性があります。ボットレス型のツールは、自分のデバイスから直接音声をキャプチャするため、相手に録音していることが分かりません。

リアルタイム処理 vs 会議後の処理: 会議中にライブ字幕や要約が必要か、それとも会議後の整った議事録があれば十分か。リアルタイム機能は多言語会議についていく際や、聞き逃しを防ぐのに役立ちます。会議後の処理は、より整理された構造化アウトプットが得られる傾向があります。

対応言語: 国境を越えてチームを運営している場合、多言語の文字起こし・翻訳は不可欠です。100言語以上に対応するツールもあれば、英語と数言語のみに限定されているツールもあります。

連携機能: いくらAI議事録の質が高くても、実際の業務ツール (Slack、Notion、Salesforce、HubSpot、Jiraなど) に連携できなければ活用しきれません。

プライバシーとセキュリティ: SOC 2やGDPRの準拠、明確なデータ保持ポリシーがあるかを確認しましょう。会議データがAIモデルの学習に使われるかどうかもチェックポイントです。

2026年版 AI議事録ツールおすすめ10選

1. SuperIntern:リアルタイム理解と会議後の自動化に最適

SuperInternは、多くのAI議事録ツールとはアプローチが異なります。会議にボットを送り込むのではなく、デバイスのシステム音声から直接音声を取得し、リアルタイムで処理します。
これにより、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex、さらには対面会議など、あらゆる会議プラットフォームで利用できます

主な強み:

  • 会議にボットが参加しない:会議プラットフォーム上での権限設定やBot招待も不要で、どのWeb会議ツールや対面会議でも動作します。
  • リアルタイムのオーバーレイ字幕と要約:ライブ字幕とAI生成の要約が画面上にオーバーレイ表示されるため、会議のコンテンツや画面共有を遮ることがありません。
  • 高精度な会議後の議事録:会議終了後、話者分離付きの詳細な議事録を生成し、誰が何を発言し、誰がどのアクションアイテムを担当するかを明確にします。
  • Markdownでエクスポート可能な議事録:議事録をMarkdown形式でコピーし、SlackやNotionにそのまま貼り付けたり、Claude Codeのようなツールに渡して自動化に活用したりできます。
  • 会議内容を理解しているAIチャット:会議中・会議後にAIアシスタントと会話できます。会議の文脈を完全に把握しているため、議論されたトピックのリサーチ、フォローアップメールのドラフト作成、Slackメッセージの作成、その他の会議後タスクの自動化に活用できます。

料金: 無料プランあり。有料プランは、月額3,300円〜

対応プラットフォーム: 任意の会議プラットフォーム (Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex、Slack Huddles、電話、対面会議など)。

こんな方におすすめ: 会議中の包括的なリアルタイム支援と、会議後の強力な自動化を、ボットが参加する気まずさなしに活用したいプロフェッショナル。

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2. Otter.ai:AI文字起こしの代表的な存在

Otter.aiはAI議事録分野で最も知名度の高いツールの一つです。リアルタイム文字起こしを最初に提供したツールの一つで、OtterPilot機能はZoom、Teams、Google Meetの会議に自動参加し、録音と文字起こしを行います。

主な強み:

  • 強いブランド認知度と成熟したプロダクト
  • 共同編集可能なリアルタイム文字起こし。複数の参加者がライブで文字起こしを閲覧・注釈できる
  • OtterPilot for Salesがセールス通話から重要なインサイトを抽出

注意点:

  • 目に見えるボット (OtterPilot) が参加者として会議に参加する
  • 無料プランの制限が厳しい (月300分まで、各会話は30分まで)
  • 対応言語が英語、フランス語、スペイン語に限定
  • ボットレスの録音オプションは用意されていない

料金: 無料 (月300分)。Pro: 月額16.99ドル。Business: 月額30ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams。

3. Fireflies.ai:CRMを活用する多言語チームに最適

Fireflies.aiは「Fred」というAIアシスタントを会議に送り込み、100以上の言語で録音と文字起こしを行います。CRMとの深い連携機能を備えており、セールスチームに人気の選択肢です。

主な強み:

  • 有料プランで文字起こし無制限
  • 100以上の言語の文字起こしに対応
  • Salesforce、HubSpotをはじめとするCRMとの深い連携
  • Perplexity AIを活用した「Talk to Fireflies」機能で、Web検索を組み合わせた会議内容のQ&Aが可能

注意点:

  • Fredが目に見えるボット参加者として参加する
  • ユーザーから「Fredが想定外に会議に参加してしまう」「無効化が複雑」との声がある
  • 有料プランでも追加のAIクレジット購入が必要になる場合がある (月29ドルから200ドルの追加コストが報告されている)
  • 騒がしい環境や強いアクセントがある場合、精度が低下することがある

料金: 無料 (月800分)。Pro: 月額18ドル。Business: ユーザーあたり月額29ドル。Enterprise: ユーザーあたり月額39ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams。

4. Fathom AI:無制限録音の無料プランが最強

Fathomは市場でも最も手厚い無料プランの一つを提供しています。録音と文字起こしが無料・無制限で使えるため、高度なAI機能よりも信頼できる文字起こしを優先するチームには非常に魅力的です。

主な強み:

  • 無料プランで録音と文字起こしが無制限
  • 高い文字起こし精度と明確な話者ラベル
  • セットアップが簡単で素早い
  • 有料プランではCRM同期 (Salesforce、HubSpot) も利用可能

注意点:

  • AI生成の要約は無料プランで月5件までに制限
  • 「Fathom Notetaker」ボットが目に見える参加者として会議に参加する
  • 要約はフォーマルな文体になりがちで、カスタマイズの幅は限定的
  • タイムスタンプの精度にばらつきがあるとの報告がある

料金: 無料 (録音無制限)。Premium: 月額20ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams。

5. tl;dv:プレイブック型ワークフローを使うセールスチームに最適

tl;dvはセールスチームを念頭に設計されています。会議録画をCRMワークフローに接続し、MEDDIC、BANT、SPINなどカスタマイズ可能なプレイブックテンプレートに対応しているため、各通話から構造化されたインサイトを引き出しやすくなっています。

主な強み:

  • 無料プランで録音と文字起こしが無制限 (30以上の言語に対応)
  • 動画録画内のクリック可能なタイムスタンプで素早くナビゲーション可能
  • 主要CRMを含む6,000以上のツール連携
  • 構造化された会議分析のためのカスタマイズ可能なセールスプレイブックテンプレート

注意点:

  • 目に見えるボットが会議に参加する
  • 無料プランではAIノートなどのAI機能が累計10回まで (月次ではなく生涯) に制限
  • 無料プランの録画は90日後に自動削除される
  • ボットレス録音オプションはない

料金: 無料 (録音無制限、AIノートは10回まで)。Pro: 月額29ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams。

6. Granola AI:プライバシーを重視する個人利用に最適

Granolaはミニマルかつプライバシー重視のアプローチを取っています。デバイス上でローカル動作し、会議にボットを送り込むことなく音声をキャプチャします。Notion風のエディタで生の文字起こしを整った議事録にまとめ直せます。

主な強み:

  • 完全にボットレスで、デバイスから直接システム音声をキャプチャ
  • プラットフォーム固有の連携が不要なため、どの会議プラットフォームでも動作
  • GPT-4oとClaudeを活用したNotion風の編集可能ノートインターフェース
  • 90〜92%の文字起こし精度 (業界トップクラスと同等)

注意点:

  • 録音の音声・動画再生機能がない
  • 話者識別がないため、誰が何を発言したかは文字起こしからわからない
  • 会議後のワークフロー自動化が限定的
  • デフォルト設定ではデータがAI学習に利用される (オプトアウトはEnterpriseプラン限定)
  • macOS、Windows、iOSのみに対応 (Androidは非対応)

料金: 無料プランあり。Business: ユーザーあたり月額14ドル。

対応プラットフォーム: 任意の会議プラットフォーム (ボットレス、システム音声キャプチャ)。

7. Fellow:ボット型・ボットレス型を柔軟に選べる

Fellowはチームに選択肢を提供します。ボットを使った録音もできれば、デバイスから直接音声をキャプチャするボットレスモードに切り替えることもできます。共有アジェンダやアクション追跡といった強力な会議マネジメント機能と組み合わさり、オールラウンドな選択肢として機能します。

主な強み:

  • ボット録音とボットレス録音の両モードを利用可能
  • エンタープライズグレードのセキュリティ (SOC 2、GDPR準拠、顧客データを使ったAI学習なし)
  • AIによる会議Q&Aができる「Ask Fellow Copilot」
  • 共有会議アジェンダ、テンプレート、アクションアイテム追跡
  • 35以上の言語に対応

注意点:

  • ボットレス録音は現時点でMacのみ対応
  • 一部の高度な機能は上位プラン限定

料金: 無料プランあり。Solo: ユーザーあたり月額29ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Slack Huddles、対面会議。

8. Avoma:複雑なセールスサイクルを持つ収益チームに最適

Avomaは、会議メモにとどまらず、フル機能のレベニューインテリジェンスプラットフォームを標榜しています。会話インテリジェンス、コーチングスコアカード、深いCRM自動化を備え、主にB2Bセールス組織を対象としています。

主な強み:

  • 正確なAI文字起こし・要約とCRMへの自動同期
  • Salesforce、HubSpot、Pipedrive、Zohoとの深い連携
  • セールスマネージャー向けの会話インテリジェンスとコーチング指標
  • 会議終了から2分以内に議事録を提供

注意点:

  • 「Avoma Notetaker」ボットが目に見える参加者として会議に参加する
  • 価格が他の選択肢と比べてかなり高め
  • 同時開催可能な会議が最大5件まで (大規模チームではボトルネックになり得る)

料金: 有料プランはユーザーあたり月額29ドルから。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams。

9. Tactiq:ブラウザベースでボットレスを実現

TactiqはChrome拡張機能として動作するため、デスクトップアプリのインストールも、会議へのボット参加も不要です。ブラウザタブから直接音声ストリームを取得し、控えめなサイドバーでリアルタイム文字起こしを提供します。

主な強み:

  • Chrome拡張機能による完全ボットレス運用
  • GPT-4を活用したAI要約と、カスタマイズ可能なプロンプトテンプレート
  • 高水準のセキュリティ認証 (ISO 27001、SOC 2 Type II、GDPR、HIPAA)
  • 60以上の言語に対応

注意点:

  • Chromeブラウザが必要 (デスクトップ版会議アプリでは利用不可)
  • Proプランでもデフォルトで月10件のAIクレジット制限
  • 無料プランは月10件の文字起こしまで
  • 単体のデスクトップアプリやモバイルアプリはなし

料金: 無料 (月10件の文字起こし)。Pro: 月額12ドル。

対応プラットフォーム: Google Meet、Zoom、Microsoft Teams (Chromeブラウザ経由のみ)。

10. Read AI:横断的なAIインテリジェンスに最適

Read AIは会議メモにとどまらず、メールやメッセージも会議データと一緒に分析します。すべてのコミュニケーションを横断するAI検索を提供しており、業務全体に一つのAIレイヤーをかぶせたい人に向いています。

主な強み:

  • 会議、メール、メッセージを横断したAI検索
  • ボット録音とボットレス録音の両モードを利用可能 (ボットレスはデスクトップアプリ経由)
  • 会議内容に基づくプロアクティブな次アクションの提案
  • 強力な連携エコシステム (Notion、Salesforce、HubSpot、Jira、Confluence)
  • iOSとAndroidのモバイルアプリ提供

注意点:

  • 無料プランの制限が非常に厳しい (月5件まで)
  • デフォルトでは目に見えるボットを使用するモード
  • 有料プランでもアップロードクレジットに上限あり
  • 対面会議では話者識別の精度が低下する

料金: 無料 (月5件)。Pro: ユーザーあたり月額19.75ドル。

対応プラットフォーム: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、対面 (モバイルアプリ経由)。

比較表

どのAI議事録ツールを選ぶべきか

最適なツールは、ワークフロー、チーム規模、何を最も重視するかによって変わります。代表的なシーン別に整理します。

ボットレスでリアルタイム要約と会議後の自動化を両立したい場合: SuperInternが明確な選択肢です。任意のプラットフォームでのボットレス録音、リアルタイムのオーバーレイ字幕、リアルタイムAI要約、話者分離付きの高精度議事録、文脈を理解した上でフォローアップのドラフトやリサーチ、タスク自動化を支援するAIチャット、これらをすべて備えながら、他の参加者にツールの存在を知らせない形で運用できるのは、このリストの中でSuperInternだけです。

最も手厚い無料プランが欲しい場合: Fathomは無料で録音と文字起こしが無制限です。ただし、会議へのボット参加を許容する必要があり、AI要約には制限があります。

多言語チームの場合: Fireflies.aiは100以上の言語、Tactiqは60以上の言語に対応しています。ただし、Firefliesはボット参加、Tactiqはブラウザ限定というトレードオフがあります。

セールスチームの場合: tl;dvとAvomaはいずれも構造化されたプレイブックテンプレートとCRM連携を提供しています。コスト面ではtl;dvの方が手頃です。

プライバシーを最重視する場合: SuperInternとGranolaはどちらもボットを会議に参加させずに動作します。SuperInternはGranolaに無いリアルタイム機能と話者識別を備えています。

シンプルなChrome拡張機能を求める場合: Tactiqは軽量でボットレスですが、ブラウザベースの会議に限定され、AIクレジットの制限も厳しめです。

はじめ方

ここで紹介したツールのほとんどには無料プランやトライアルがあるので、自分の優先事項に合いそうなものを実際に試してみるのが一番です。会議中にライブ字幕、進行中の要約、会議後の自動化といったリアルタイムAI支援を、ボットに会議を邪魔されずに体験したい方は、ぜひSuperInternを試してみてください。

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