選手や格闘技の価値を下げたくない。次の世代にも夢を見せたい。その思いは、すごく分かります。
安売りの募集は、私も選手のためにならないと思います。
選手ではありませんが、スポンサー募集に関わってきた経験から、学んだことがあります。
大事なのは、「安さだけを理由に選ばれる募集にしない」ことです。
「安売り」と「少額の支援」は、似て非なるもの。
安さで選ばれれば、次も安さを求められる。応援で選ばれれば、少額から支援が育つこともある。
最初は相場が分からない。お願いする相手への遠慮もあると思います。
少額から始めても、安さに頼り続けないことが大切です。
私自身、よく知らない選手から、試合への意気込みと金額だけでスポンサーをお願いされたことがあります。
勝ちたい気持ちは伝わっても、「なぜこの選手を応援したいのか」が、まだ見えませんでした。
値札を下げる前に、名札を育てる。
「名札」は、どんな選手で、なぜ応援したくなるのか。「値札」は、お願いする金額です。
以前、木下カラテのスポンサーを募集した時も、声をかけたのは彼を知らない人ばかりでした。
パンツスポンサーは受けていないので、「応援のみ」「食事付き」「食事とカラオケ付き」の三つを用意しました。
カラオケはまったく売れませんでした。笑
その時、私がなぜ木下カラテを応援しているのかも伝えました。
日々、会員さんとどう向き合っているか。強くなるために、どんな努力をしているか。試合の何が面白いのか。
そして、これから何を目指しているのか。
私が見てきた彼の姿と、応援したい理由を話しました。
すると、一番高い金額を出して「特典はいらない」と言ってくれた方がいたんです。
応援したくなる理由を伝える大切さを、そこで実感しました。
自分の魅力を語るのが照れくさければ、まずは試合の魅力や目標をSNSで伝える。
インストラクターなら、丁寧な指導や日々の関わりも、応援される理由になります。
実績がなくても、名札を育てるためにできることはあります。
ジムや団体の支えに感謝し、自分も試合や発信で人を呼び、盛り上げる。その姿勢も、名札になります。
試合と発信で「名札」を育て、実績と信頼に合わせて「値札」を上げていく。
その積み重ねが、選手や格闘技の価値を高め、次の世代に夢を見せることにもつながると思います。
つい熱くなって長くなりました。笑
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
選手の価値でそれぞれファイトマネーとかに差が凄くあるのは分かってるけど
俺は格闘技のお陰で高級車や時計を買えるほど稼がせてもらって、この競技に夢を見せてもらったからこそ、子供達にも同じように夢を見て上を目指してほしい。
だから選手がスポンサーをあまりに安い金額で募集してるのを見ると、選手や格闘技の価値まで下がるようで嫌。
そういう募集はやめてほしい。