実際の世の中は「構造化」できる程に単純ではなく、複数の別種の因果関係が重畳的に進行してるのがリアル。
その中から「相手」が知りたいことにだけ焦点を当て「残部」を切り捨てる作業は、正確さに拘るASDのような人には最初は裏切り行為に感じるが、「説明」とは「相手」が理解することが目的なので割り切れるかが意外と知られていない「コツ」である。
頭のいい人は、話が分かりやすいことが多いので、「物事を単純化して考えている」ように見える。
しかし実際には「物事の複雑さを捉えたうえで、重要度の低い要素を落とし、重要度の高い要素を取り上げる」ことで、センターピンを捉えたわかりやすい話を展開している。
つまり、「単純化」という部分だけを見ると理解を誤る。複雑さから本質を寄り分ける力こそが、頭の良さを構成する1つの要素。