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この方は女優の”乙羽信子”さんです。
1924年鳥取県生まれ。
宝塚歌劇団でトップ娘役として人気を博した後、1950年に大映入りし「百万ドルのえくぼ」のキャッチフレーズで映画デビュー。
新藤兼人監督と公私にわたって長く組み、『愛妻物語』『原爆の子』『裸の島』『鬼婆』など数々の名演を残しました(1978年に結婚)。
またテレビでも活躍し、TBS『肝っ玉かあさん』第3シリーズでは蕎麦店「大正庵」の従業員・堀川とみ役を演じ、石井ふく子プロデュース作品の常連となりました。
NHK連続テレビ小説『おしん』では晩年のおしんを演じ大ブームの立役者の一人になり、改めて存在感を示しています。
末期がんを患いながら撮影に挑んだ遺作『午後の遺言状』(1995年公開)で、公開後に日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。
(1994年12月22日逝去)
逝去後の『三文役者』(2000年)には、生前に収録された映像が効果的に使われ、記録上の最後の出演作となっています。
清純派スターから老け役・汚れ役まで幅広くこなした、戦後日本映画とテレビを支えた女優です。