「書きたい気持ちに火がつく」物書きのためのWebメディア、「monokaki」の編集部アカウントです。小説を書く人と一緒に遊びたい! ちょっとした創作ハウツー、小説の書き方、物書きさんへのアンケートや一行お題など、楽しんでもらえる投稿を目指します。小説・物語のコツなど、物書きさんのためのお役立ち記事の紹介もします。
2026年6月5日より「めちゃコミック」でコミカライズ配信スタートした『追放悪女アイーダの正義~死亡確定の悪役令嬢は夫の愛より改革を所望する~』(以下「追放悪女アイーダの正義」)が2026年9月時点でコミカライズ累計500万ダウンロードされ、売上が1億円を突破! エブリスタで連載されていた小説がコミカライズの原作となっており、多くの読者にたのしまれている。また、続編が10月2日からエブリ...
「集英社オレンジ文庫「泣ける」青春小説大賞」の最終選考の結果が発表された。小説コンテストや新人賞の選考はどのように行われているか、気になっている作家志望者は多いはずだ。 コンテスト開催発表から大賞作品はオレンジ文庫からの書籍化が検討されるということもあり、多くの反響があった。 注目度の高いこのコンテストの長編作品最終選考の現場にmonokaki編集部は同席させてもらった。なお、最終選考に残っ...
作家と併走する編集者、デザイナー、校正者、書店員など、多くの人の手を経て初めて、作品はわたしたちの手元にやってくる。なかには、創作者とはまったく違った角度から、しかし同じくらいの熱量で作品と向き合っている併走者も多いだろう。というコンセプトで様々な方へお話を聞く特集「物書きの隣人」。 2025年に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で「新書大賞2025」を史上最年少で受賞。同年の大みそか...
4月1日(月):第一章 キャメロット 新年度始まりましたね! この前日、年度末に人生最初のタロット占いに行きまして、仕事が順調にならないと恋愛しないし、そもそも一人で大丈夫な人、と言われたmonokaki編集部の碇本です。 いまさら「読んでない」とは恥ずかしくて言えない誰もが知る名作をこっそり読む本連載。前回に引き続き、今回もみんな大好き「アーサー王伝説」に関する小説を読んでいきたいと思いま...
最終回! 王谷晶である。そうです、唐突ですがこの連載、今回が最終回なのである。足掛け2年ちょいに渡ってマクロな話からミクロな話まで小説を書くということについて益体もない話をしてきたが、私からお伝えできるテクニックはあらかた披露した。と思う。 あとは効果的な仮眠のとり方(たっぷり水を飲んでから仮眠すると尿意で強制的に目が覚める。ただし眠気が勝った場合は漏らすリスクあり)くらいだ。 ちなみに本連...
3月3日に発表された第9回Twitter文学賞海外部門 、ベスト5の内訳は、アメリカ文学1作品、オーストラリア文学1作品、台湾文学1作品、そして韓国文学2作品だった。2位『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)と5位『フィフティ・ピープル』(チョン・セラン)は、ともに同じ翻訳家による仕事だ。 訳者の名前は斎藤真理子。今回、20位までに訳書が7冊、ランクインしている。ここ数年書店の棚で...
ものを書くことの初心者・スタートに立つための情報をお届けする「ものかき未満」。 「この場面、どうやって表現すればいいんだろう」と悩んだり、書き進める中で「この表現いつも使ってしまうなあ……」と気づきつつも、”どうにもできないもどかしさ”を感じたりすることはありませんか? 今回は、そんな時に役立つ「類語辞典シリーズ」を紹介します。 「類語辞典シリーズ」とは、ついついワンパターンに陥りがちな表現...
10月8日から六行会ホール(東京都品川区)でミュージカル『精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました』(以下「精霊魔法」)が上演される。エブリスタで連載されていた小説とそのコミカライズが原作となっており、小説とマンガもどちらも現在連載中で大人気作品となっている。 著者のめぐめぐ氏は2020年からエブリスタで投稿をはじめ、女性向け恋愛ファンタジーを多...
新年早々から大きな時代の変化を感じるような事が世界で、日本で起きていて現在もなお続いています。これから日常生活はどうなってしまうのだろうかと思いながらも、わたしたちの生活は続いています。 あっという間に5月になって、上半期も残り一ヵ月ほどになりました。皆さんにとって上半期はご自身の作品を創作したり、創作物を読んだり、観たり、聴いたり、触れたりする時間はあったでしょうか? 日常が穏やかでないと...
設立されてから毎回多くの作品が応募され、魅力的な受賞作を輩出してきた「氷室冴子青春文学賞」。 今年も開催は決定していますが、今回から応募開始の時期が変更となります。第六回の応募開始は2024年秋ごろです。応募を考えている方は、続報を楽しみにお待ちください。 最後に開催時期の変更について選考委員である久美沙織さんからのコメントがありますので、そちらも読んでいただければと思います。...
オンライン小説の歴史は、パソコン通信やインターネットなどオンライン通信の歴史と同じくらいの長さがある。 たとえば1981年元旦に発足した小田原マイコンクラブのBBS「マイコンセンター」上に原田えりかによって85年8月頃から約3年にわたって毎日、全1038回書かれたSFファンタジー「シシャノミルユメ」がおそらく日本初のオンライン連載小説だろうと目されている(小口覺『パソコン通信開拓者伝説』...
一年の半分が終わるぞ! うそでしょ……王谷晶である。さて私は「鼻の穴にLANケーブルを挿している」「白飯にモデムを乗せて食っている」と噂されるほどインターネットに浸って暮らしているので、昨今話題のInstagramなどでの「匂わせ」投稿が話題になると知らん芸能人のでもなんとなく見に行くというネット野次馬根性を発揮してしまう。そして当該の投稿を見るたびに思うのが「伏線がうまい……!」ということ...
ある作家の登場以前と以後とで、小説のあり方が完全に塗り替えられてしまうような出来事は、そうそう何度も起きるものではない。いかに素晴らしい新人でも、先行する作家や作品の延長線上に位置づけられることのほうが多いからだ。 だが平成6年に登場した一人の新人小説家に関しては、そのような先行例を見出すことが難しい。京極夏彦のことである。 そのデビュー作『姑獲鳥の夏』を書いたとき、京極夏彦は現役のデ...
「エブリスタ便り」は、小説創作プラットフォーム・エブリスタのスタッフがお届けするコラムです。小説投稿サイトのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 こんにちは、「monokaki」スタッフの碇本(イカリモト)です。 今回は新しくリリースされた「インポート機能」について、エブリスタスタッフのしおちゃんと共にお伝えしていきます。...
おもしろい作品が生まれて、読者のもとに届き、ヒットするまで、尽力しているのは物書きだけではない。作家と併走する編集者、デザイナー、校正者、書店員など、多くの人の手を経て初めて、作品はわたしたちの手元にやってくる。なかには、創作者とはまったく違った角度から、しかし同じくらいの熱量で作品と向き合っている併走者も多いだろう。 新連載「物書きの隣人」では、そんな作品作りに欠かせない、しかし表から...
1月8日(火) 2019年、あけましておめでとうございます! monokaki編集長の有田です。 昨年まで、月末はいつも「Editor’s Letter」という編集後記を連載していたのですが、今年は少し趣向を変えて、新連載「いまさら読む名作読書日記」を始めます。 2018年最後のEditor’s Letter「アマチュア作家にいちばん足りないもの」でインプットの大切さについて書いたら、大きな...
こんにちは、逢坂千紘(あいさかちひろ)です。 今回から新連載です。「ことばと相談室」という連載名。次回からみなさんよりお寄せいただくお悩みや疑問に魂の限りでお答えしていく形式ですので、なにとぞよろしくお願いします!(詳細は当記事の最後で) 当記事は「連載、始まったよ!」というお知らせもかねて、ちょっとマイナーだけど実はおもしろい「略語」の世界の入り口をご案内。 みなさんは、ファストフ...
紫式部は、地獄に落ちた? 紫式部をご存知だろうか。 ……ってこれはmonokaki読者さんを舐めてるな。スミマセン。紫式部は元祖「物書き」、すごく立派な作家のひとりだ。 じゃあこちらはご存知だろうか。 鎌倉時代、「紫式部が地獄に堕ちた伝承」があったこと。 『宝物集』『今物語』に収録された話だ。紫式部が地獄に堕ちた理由は、当時「嘘の物語を書いて人の心を惑わすのは罪業」だったからだという1)。...
はじめまして! 物語が大好きな編集者のミヤケルと申します。みなさんの投稿作を本にするお仕事をしています。投稿された作品は、ばっちり読ませていただいてます!! この連載では、「おもしろい」って何だろう? ということをみなさんと一緒に考えていけたらと思っています。 「答えなんて、あるわけないだろ!」 ……。 も、もちろん、わかってますとも。 それでも、ある程度の型を知っていないと、”型...
書いてますかー! 原稿があればなんでもできる! 王谷晶である。 突然だが諸君は世界地図を開いて「キンタマーニ高原」や「エロマンガ島」を発見し衝撃を受けた経験はないだろうか。私はある。もちろん、現地の言葉では睾丸や成人向エロティック漫画本の意ではないのは百も承知だ。しかし、その理解を超えてある種の強い印象を脳髄に叩き込んでくる名称なのは間違いない。 もう少し上品な例をあげると「小野妹子」だ。初...
残暑お見舞い申し上げます! 王谷晶である。突然だが夏なのでカツカレーの話をしたい。諸君の目の前にも一皿のカツカレーがあると想像してほしい。ライス、カレー、カツ、そして皿の隅には福神漬とラッキョウが乗っているという黄金の布陣だ。 一口にカツカレーと言っても、人の捉え方はさまざまである。あくまでカレーがメインでありカツをサブ要素と考えるか、カツがメインでカレーを下支えと考えるか。いや自分はラッキ...
昨年、フィルムアート社から刊行されている『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』の抄録をmonokakiに特別掲載しました。作家・脚本家の堺三保さんが書く同書の解説に、こんなくだりがあります。 ここ数年、いくつかの講座で小説や脚本の構成について、作家志望の人々に教えている。そこで最も痛切に感じることは、多くの人が「こんな話を書きたい」という語るべき何事かを抱えているにも関...