トマトを甘くする研究が、THCをコントロールする技術につながりました。
大麻草のCBD・THC量が増減するとき、植物の中でどの代謝経路が動いているのか。
そして、その代謝回路のスイッチをどうオンにするのか。
私たちは、すでにそこまで特定しています。
その原点にあるのが、トマトの「糖」の研究です。
一般的にトマトは、水を減らすと糖度が上がります。
しかし、実の大部分は水分であるため、同時に収量は落ちます。
「糖度を上げると、収量が落ちる」
これは、農業が長く向き合ってきたトレードオフです。
そこで私たちが着目したのは、水を減らすことそのものではなく、
「水を減らしたとき、植物の中でなぜ糖が実へ移動するのか」
という仕組みでした。
解析を進めると、水ストレスによって、葉で作られた糖を実へ送る代謝のスイッチが入ることがわかりました。
ならば、水を減らさずに、その代謝スイッチを入れればいい。
PLSではこの考え方から、水を十分に与えながら糖度を高め、
「糖度か、収量か」という従来の二択を崩す研究を進めてきました。
そして現在、この「植物の代謝を読み、制御する技術」を大麻草へ応用しています。
トマトの糖を制御したように、大麻草ではCBD・THCなどのカンナビノイド量をコントロールし、THCフリーを目指します。
これが、私たちの大麻草研究の核となる技術です。
Aug 27, 2026 · 11:30 AM UTC
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