【Bitcoin、86,000ドル台へ】
BTCは86,000ドル台まで上昇し、約8カ月ぶりの高値圏に入りました。
今回の値動きで注目したいのは、単なる「利下げ期待によるリスクオン」では説明しにくい点です。
直近ではFRBが利上げを実施し、米金利は依然として高水準。さらにCLARITY Actも議会で前進できませんでした。
それでもBTCは上昇しています。
背景の一つとして確認しておきたいのが、現物市場への資金回帰です。
米国の現物Bitcoin ETFは9月18日に約4.33億ドルの純流入を記録。加えて、これまで上値抵抗として意識されてきた81,700ドル、83,600ドル付近を価格が上抜け、ショートポジションの巻き戻しも上昇を加速させたとみられます。
つまり現在のBTCは
「金融緩和を先取りして上昇している」というより、金利・規制という逆風を吸収しながら、現物需要と需給改善によって価格水準を切り上げている局面。
と見る方が実態に近そうです。
次に重要なのは88,000〜89,000ドル近辺。
オンチェーン分析では88,700ドル付近は利益確定売りが出やすい水準として指摘されています。
86K到達そのものよりも、ここから高値圏で売りを吸収し、価格を維持できるか。
短期的な値幅ではなく、
「誰が買っているのか」「売りを吸収できているのか」
引き続き資金フローと需給構造を確認していきます。