スタジオから哀悼の意を表しましたが、私からも。
土田さんとは龍が如くの社内プロト版の時からお世話になりました。もう22年前となります。
プロト版は製品版の2章を改変したものでした。
街に帰ってきた桐生がスターダストでユウヤと乱闘となり、それを風間の親っさんと知り合いだという一輝が制し、桐生に「空白の10年」を伝えます。
風間の親っさんの危機を知った桐生は、ホームレスの情報屋のモグサという男に公園で出会いますが、そこを真島という狂犬ヤクザに襲われます。
真島から(真島の親分であり、風間の宿敵の)嶋野が何かを知っていると聞きだした桐生は嶋野組事務所を目指します…
このプロト版、最初は予算削減のため全ての登場人物の声を社員であててみたのですが、学芸会レベルにもならず、声優さんに演じていただくことになりました。
あくまで社内テスト用のプロト版。とりあえず大規模なオーディションではなく、大量のボイスサンプルから選ばせて頂いたのですが、その時のキャストが、桐生の黒田崇矢さんであり、真島の宇垣秀成さん、ユウヤの三宅健太さん、そして一輝の土田大さんでした。
龍が如くの原型ともなるこのプロト版制作で、このキャストの皆様と出会えた奇跡により、このタイトルの世界観や方向性、登場人物たちの色気や魅力、イメージを固めることができました。
その後、土田さんとは作品ごとに飛び飛びではあるものの長くお仕事させていただきました。
いつお会いしても作品やキャラクターのことを忘れずに覚えていてくださり、マイクの前に立てばリハーサルも練習もなく、すぐにそこに本物の一輝がいる。
私にとっていつまでも憧れの俳優さんのお一人です。
いまでも初収録の日のこと、鮮明に覚えています。本当にありがとうございました。
『龍が如く』シリーズにて一輝役を演じられた土田大様がご逝去されました。
RGGスタジオ一同、謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。