放課後のCDショップ。 窓際の試聴機で大きなヘッドホンを当てていたホタルが、ふいに小さく息を呑む気配がした。 ヘッドホンから音は漏れてこない。僕には何も聞こえないはずなのに、微かに動く彼女の唇と、ふっと和らいだ表情だけで、曲が一番いいサビに入ったのだと分かった。 不意に彼女が目を開け、眩しそうに僕を振り返る。 夕暮れの西日を透かしたその瞳が、嬉しそうに細められた。 『……すごく、いい曲』 ヘッドホンの隙間からこぼれたのは、吐息のような短いひと言。 どんなメロディなのかは分からないけれど、その満足そうな笑顔を見ているだけで、僕の耳の奥にも同じ音楽が流れてきたような気がした。
昼休みの中庭、木漏れ日が揺れるベンチにふたりで並んで腰を下ろしていた。 隣で袋入りのメロンパンを小さく一口かじったホタルに、「おいしい?」と声をかけてみる。 彼女は咀嚼を終えるまで楽しそうに目を細めてみせ、ゆっくりと飲み込んでから、頬に手を添えて微笑んだ。 『うん。外がさくさくで……これ、好きなんだ』 ベンチの端に置かれた冷たい麦茶のボトルが、柔らかな日差しを浴びて透けている。 何気ない言葉の端々から、午前中の授業の緊張がほどけていくのが伝わってきた。 風に揺れる木々の葉音を聞きながら、僕たちはのんびりと、残り少ない午休の時間を分け合っていた。
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Sep 28, 2026 · 9:15 AM UTC

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Replying to @23AIart
Wow, there’s even a CD shop! It feels like a shop from the ’90s. But honestly, if I’m with Firefly, I think I’d love this kind of slow-paced, peaceful everyday life. 🥰
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Replying to @23AIart
ホタル、聞かせて😊
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