Digger、もう一度鑑賞したい
可能ならIMAXで!
今思うとオープニングの「泡」と「緞帳のようなカーテン」はあんな意味があったとは・・・
『ディガー』鑑賞。
筒井康隆のナンセンス小説を地で行くような人類の喜劇的に愚かしい振舞いにより、どうやらもう取り返しの付かないフェイズまでイっちゃってるっぽいこの世界を、凝りまくった構成と全方位的に容赦ない悪意たっぷりの皮肉で笑いのめす、痛烈至極なブラック・コメディ。
後年まで語り草になりそうな、欧州会議でのトムクル大熱演の名場面までは、身悶えする面白さでワクワクして見入ってましたが、構成上の「ある仕掛け」が明かされてからは… うーん。狙いは大いに分かるものの、ちょっち頭でっかちでアザトくって、21世紀の『博士の異常ない愛情』になり損なったかな?という私観であります。
とはいえ劇場を出る時には、外の世界がどうなってるか不安になるほどの現実侵食力は有ったので、やはり正解の方法論だったのかもしれませぬ。
ビジュアル的には全編すごい事をやってて、実は大画面映えする大作でもあるので、配信を待たず劇場に駆けつけるが吉です。自分もIMAXで観なかったことを後悔しました。
🔽 つづく